OS-E:1000 フリー形状最適化の節点応力応答

フリー形状最適化で均質材料の節点応力応答が行われます。

目的は、選択された領域での最大節点応力を最小化することにあります。この例題では、3次元円柱が1次四面体要素を用いてモデル化されています。


図 1. 荷重ケースと荷重ステップを含んだFEモデル

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

73_Freeshape_cylinder_Grid_point_strs_response.fem

モデル概要

この例題は、特定の位置に力が付与され、底部ですべての方向が拘束されている円柱の線形静解析を含みます。節点応力応答は、DRESP1カードでRTYPE=GPSTRを設定することで定義されます。使用される要素はPSOLIDプロパティを有するソリッド要素です。均質材料の節点応力応答は、形状および寸法最適化でもサポートされています。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9)
DRESP1 ID LABEL RTYPE PTYPE REGION ATTA ATTB ATT1
目的関数
選択された領域の節点応力のミニマックス
設計変数
フリー形状

結果



図 2. 反復計算0における節点応力


図 3. 最終反復計算における節点応力