剛体パート

剛体パートは、荷重によって移動できますが、剛体ボディの状態は維持され、変形やひずみは発生しません。

剛体パートは、演算上の負荷が低いので、解析モデルの簡素化や解析に要する時間の短縮に効果的です。

剛体パートの代表的な用途は、アセンブリの中で比較的剛性が高いパートのモデリングです。その例として、プラスチック製パートと結合した鋼製固定部品があります。

パートを剛体として指定すると、そのパートに割り当てられていた材料特性が破棄されます。

Projectツリーでは、単語“RIGID”で剛体パートが示されます。


図 1.