STLモデルの可視化

SimSolidを使用すると、CADシステムからエクスポートした未加工のSTLデータを可視化できます。

どのSTLモデルもインポートしていない段階またはシミュレーションのセッションを実行している段階では、いつでもSTLデータを表示できます。

用途

STLモデルの可視化は以下の目的に使用できます。
  • ファセット化した光反射を使用して、テセレーションの粗さと不完全性を可視化します。

    ソリッドのサーフェスを細分化した、トポロジー上切り離された平坦な三角形(ファセット)で、未加工のSTLモデルを構成します。未加工のSTLモデルのファセットの法線方向を平均化せず、モデル上での光反射をファセット化します。

  • 入力のジオメトリの問題を特定します。

    CADシステムから得られたSTL出力がきわめて低品質である場合や破損している場合は、正しいソリッドを識別できないことがあります。入力のジオメトリの問題を特定するうえで、このダイアログが効果的です。

  • ソリッドではないオブジェクトを可視化して、STLデータのストレージから削除します。

    CADモデルを細分化したジオメトリオブジェクトの中には、ソリッドではなく、サーフェスになるものがあります。ソリッドではないオブジェクトはアプリケーションで無視され、EXGファイルを保存するときにジオメトリモデルには追加されません。