SS-V:1020 曲がり梁

テスト番号VS03面内荷重および面外荷重を受けたときの曲がり梁の先端のたわみを求めます。

定義

90度の弧を描く曲がり梁が、一方の端で固定されており、もう一方の端は自由端になっています(図 1)。この梁が、自由端で次の2つの異なる荷重を受けます(図 2):
  • 面内荷重
  • 面外荷重

単位はIPSです。



図 1.


図 2.
材料特性は以下の通りです:
特性
弾性係数
1e+7 psi
ポアソン比
0.25

結果

以下の表は、荷重方向の先端変位(中心面)[in] をまとめたものです。
  理論(曲がり梁理論) SimSolid %差異
面内荷重(+Y方向) 8.7340E-02 8.8550E-02 1.39%
面外荷重(+Z方向) 5.0220E-01 5.0540E-01 0.64%

1 MacNeal, R.H., and Harder, R.L., A Proposed Standard Set of Problems to Test Finite Element Accuracy, Finite Elements in Analysis and Design, 1 (1985) 3-20.