テスト番号VD01調和強制振動を受ける単純支持された正方形板の過渡応答を表示します。
定義
単純支持された正方形薄板(10 x 10 x 0.05 m)が、次の関数のように時間変動する均一な圧力P=100 Paを受けます。
(1)
P=100∗sin(ω∗t)
ここで、
-
ω=2∗PI∗f
-
f
- 励振振動数。
励振振動数は、0から板の最初の共振振動数のすぐ上までの範囲で変化します。
動解析の解を近似するために16個のモードが使用され、すべてのモードで2%のモーダル減衰が仮定されます。
結果
板は3Dソリッドボディとしてシミュレートされます。ヒンジ拘束を適用するために、板の中心面でスポットラインが作成されました(
図 1)。
図 1.
励振振動数が板の最初の固有振動数に等しくなると、ピーク応答に達します。これは励振の開始から19.82秒後に発生します。
図 2.
次の表は、ピーク応答の比較を示しています。
たわみY、mm |
表面応力、MPa |
|
45.34 |
31.86 |
SimSolid、ソリッドモデル |
45.42 |
35.08 |
基準、薄板モデル |
1
Test 13H from NAFEMS Publication R0016, “Selected Benchmarks for Forced Vibration” J. Maguire, D.J.Dawswell, L. Gould