Transfer Path Analysis - Display

経路寄与データを表示するための方法を選択します。

このタブをアクティブにするにはまず、Loadタブでファイルを読み出す必要があります。

Bar
音響または構造の応答への経路寄与を棒グラフ(bar chart)にプロットします。
まず、TPA寄与がプロットされるサブケースを選択します。次に、Display path contribution byドロップダウンメニューから周波数またはRPMを選択します。
Specific Frequency欄に固有の周波数を入力するか、もしくはスライダーバーを使って周波数の値を選択します。周波数の選択にスライダーバーを使用する際は、応答のプロット上に赤色のラインが表示され、スライダーバーをドラッグすると同時に、そのラインもドラッグされます。
Combine path
Do not combine
経路寄与は結合されません。
To point (L3)
経路寄与はポイントに結合されます(記述レベル3 - Transfer Path Details - Point TabトピックのInput point descriptionセクションを参照のこと)。
To component (L2)
経路寄与はコンポーネントに結合されます(記述レベル2 - Transfer Path Details - Point TabトピックのInput point descriptionセクションを参照のこと)。
To subsystem (L1)
経路寄与はサブシステムに結合されます(記述レベル1 - Transfer Path Details - Point TabトピックのInput point descriptionセクションを参照のこと)。
Show contrib.
表示する最も大きい寄与の数を選択します。
使用可能な数は1から20までで増分が1、およびAllです。
オプションとして、Filter Contrib.ダイアログをクリックすることで、経路寄与をより小さいセットにフィルタリングすることも可能です。
Complex component
Projected - 応答への投影後、スカラー寄与値をプロットします。正の値は応答に同調し、負の値はずれています。Barプロットにのみ、使用できます。
Magnitude - 複素寄与値の大きさをプロットします。Bar、Sand Dune、および3D Surfaceプロットにのみ使用できます。
Magnitude-Phase - 複素寄与値の大きさと位相をプロットします。Polar、3D Polar、および2D Lineプロットにのみ使用できます。
Abs of Projected - 応答への投影後、複素寄与の絶対値をプロットします。2D Line、Sand Dune、および3D Surfaceプロットにのみ使用できます。
Rank by
Abs of Projected - 寄与は、応答へ投影された寄与の絶対値のカーブの下の面積によってランク付けされます。
Magnitude - 寄与は、寄与の大きさのカーブの下の面積によってランク付けされます。
Abs of Projected RSS - 寄与は、選択された周波数における応答へ投影された寄与の二乗和平方根によってランク付けされます。
Magnitude RSS - 寄与は、選択された周波数における寄与の大きさの二乗和平方根によってランク付けされます。
Listed order – 寄与は、Path Details ダイアログにリストされているのと同じ順序でプロットされます。
Identify path by
Path description – 経路の記述が、プロット上の経路ラベルとして使用されます。
Path label – 経路ラベルが、プロット上の経路ラベルとして使用されます。
Path name – 経路が、プロット上の経路ラベルとして使用されます。
Combine path contributionsを選択した場合、TF、荷重およびPMプロットは生成されません。
Plot Selection
経路寄与プロットに加え、追加のTF、荷重およびPMプロットがプロットできます。寄与は、経路寄与プロットに現れるのと同じ順序でプロットされます。
Polar
特定の周波数における経路寄与の2次元極プロットを作成します。
Specific frequency欄に周波数を入力するか、もしくはスライダーバーを使って周波数の値を選択します。周波数の選択にスライダーバーを使用する際は、応答のプロット上に赤色のラインが表示され、スライダーバーをドラッグすると同時に、そのラインもドラッグされます。
その他のオプションはすべて、Barプロットのオプションと同様です。
2D Line
音響または構造の応答への経路寄与のプロットを2次元ラインプロット(オーバーレイ)で表します。
Frequency rangeは、伝達経路解析中に使用された周波数に基づき、使用可能な範囲を示します。
FromおよびTo欄を使って、目的に合わせて速度の範囲をカスタマイズすることが可能です。
その他のオプションはすべて、棒グラフのオプションと同様です。
3D Bar
経路寄与を3次元棒グラフで表します。
Frequency rangeは、伝達経路解析中に使用された周波数に基づき、使用可能な範囲を示します。
FromおよびTo欄を使って、目的に合わせて速度の範囲をカスタマイズすることが可能です。
その他のオプションはすべて、棒グラフのオプションと同様です。
3D Surface Plot
経路寄与を3次元サーフェスプロットで表します。
Frequency rangeは、伝達経路解析中に使用された周波数に基づき、使用可能な範囲を示します。
FromおよびTo欄を使って、目的に合わせて速度の範囲をカスタマイズすることが可能です。
その他のオプションはすべて、棒グラフのオプションと同様です。
Force Vector
ワンステップ伝達経路解析結果についての特定の周波数におけるForce Vectorプロット。
Display Options
Display Optionsダイアログでは、スケール、太さ、プロットレイアウトなど、プロットをカスタマイズすることが可能です。
Display
応答のプロットを表示するには、Displayをクリックします。


Figure 1. 棒グラフ


Figure 2. 極プロット


Figure 3. 2次元ラインプロット


Figure 4. 3次元棒グラフ


Figure 5. 3次元サーフェスプロット


Figure 6. 荷重ベクトル、ワンステップTPA