材料設定

材料設定セクションは、以下で定義されます。
<MaterialSetup type="SN">
  	….
	….
    	</MaterialSetup>
Table 1. <MaterialSetup> Attributes
Attribute 有効な値 コメント
type

"SN"

"EN"

"FOS"

必須
<MaterialSetup> タグは、次のように定義されます。
Element Tag 有効な値 コメント
<UserMaterialFile> 有効な材料ファイルパス オプション
<EntityList> NA 必須 - Compound Element
<ExcludeSets> NA オプション - Compound Element

ユーザー指定の材料ファイル

ユーザー指定の材料ファイルはオプションです。

ユーザー指定の材料を追加するには、有効な.csvファイルパスが必要です。
<UserMaterialFile>C:/Documents/Materials.csv</UserMaterialFile>

エンティティリスト

エンティティリストは次のように定義されます:
<EntityList evaltype="Parts">
      	….
	….
    	</EntityList>
エンティティリストセクションには、次の属性があります:
属性 有効な値 コメント
evaltype

"Parts

"Sets

必須
パートを選択
<EntityList evaltype="Parts">
       	….
	….
    	</EntityList>
セット内のエレメントを選択
<EntityList evaltype="Sets">
      	….
	….
    	</EntityList>

エンティティ

entity elementタグは次のように定義されます。
<entity id="1" matname="Mat_SN(1)" name="part_1” poolname="Global" FL="0"         Findley="0.3" Kf="1" Offset="0" SE="0.3" Scale="1" TF="0">
      ….
      ….
      ….

</entity>

有効な名前を matnameに入力する必要があります。材料名は、 ユーザー定義材料(.csv)ファイルまたはHyperLife材料データベースから指定できます。

属性 有効な値 Comment
name モデルファイルの有効なパート名 nameまたはid 必須です。両方を指定すると idが使用されます。
id モデルファイルの有効なパートID
poolname エンティティタイプの有効なプール名 オプション
Note: poolnameを指定しない場合は、エンティティのデフォルトのプール名が使用されます。
Scale 有効な値 NA
Table 2. SN 材料属性(SN 解析でのみ有効)
属性 有効な値
FL 0 < 値
SE 0 =< 値
Findley 0 =< 値
TF 0 =< 値
Kf 1.0 =< 値
Table 3. EN 材料属性(EN 解析でのみ有効)
属性 有効な値
SEe 0 =< 値
SEp 0 =< 値
Kf 1.0 =< 値

以下にEntityエレメントのオプションの子エレメントを示します。

Surface Finish

Surface Finish elementタグは次のように定義されます。
<SurfaceFinish Option="NONE">0.1</SurfaceFinish>
Element Tag 有効な値
<SurfaceFinish> オプション

"NONE"

"POLISH"

"GROUND"

"MACHINE"

"HOTROLL"

"FORGE"

"USER"

0 < 値<1.0

Surface Treatment

Surface Treatment elementタグは次のように定義されます。
<SurfaceTreatment Option="NONE">0.1</SurfaceTreatment>
Element Tag 有効な値
<SurfaceTreatment> オプション

"NONE"

"NITRIDED"

"SHOTPEEN"

"COLDROLL"

"USER"

0 < 値 < 2.0

Temperature Factor

Temperature Factor elementタグは次のように定義されます。
<TemperatureFactor Option="NONE"></TemperatureFactor>
温度係数には、次の3つのオプションがあります。
  • NONE
  • ユーザー定義
  • FKM
Temperature factor "NONE"
<TemperatureFactor Option="NONE"></TemperatureFactor>
Element Tag 有効な値
<TemperatureFactor> オプション "NONE"
0.1(デフォルト)
Temperature factor "USER DEFINED"
<TemperatureFactor Option="USER DEFINED" Value="1"></TemperatureFactor>
Element Tag 有効な値
<TemperatureFactor> オプション "USER DEFINED"
Value 0 < 値 < 1.0
Temperature factor "FKM"
<TemperatureFactor Option="FKM">
          <Temperature Option="ISOTHERMAL">150</Temperature>
          <Type>FINEGRAIN STRUCTURAL STEEL</Type>
 	</TemperatureFactor>
Element Tag 有効な値 有効な温度値
<TemperatureFactor> オプション "FKM" NA
<Temperature> オプション "ISOTHERMAL" NA
<Type>

"OTHER STEELS"

"GJL"

"GJS"

"GJ"

"GJM"

150(デフォルト)

100 < 値 < 500

"FINEGRAIN STRUCTURAL STEEL"

150(デフォルト)

60 < 値 < 500

"ALUMINIUM MATERIALS"

150(デフォルト)

50 < 値 < 200

セットの除外

セットの除外は次のように定義されます。
<ExcludeSets> 
<set id="" name="Set 1" poolname="User_Set" type="element"></set>
</ExcludeSets>

現在は、element typeのみがサポートされています。