定義
既存のカーブを編集したり、現在のプロットに新規カーブを追加したりします。
また、Defineでは、プログラムの数値処理機能(カーブカリキュレータ)へアクセスすることもできます。
カーブの作成と定義
カーブを編集するにはまず、カーブをカーブリストから選択するか、ウィンドウからピックする必要があります。
位相、大きさおよび周波数ベクトルは、Defineパネルの上部に表示されます。ベクトルのデータソースは、テキスト欄に表示されます。Phase、Magnitude、またはFrequencyベクトルラジオボタンまたは対応するテキストボックスをクリックして、編集するベクトルを選択します。
新しいデータは、ソースファイルより選択、プログラムのカーブカリキュレータを使って数学的に定義、あるいは値を入力します。どのソースを選択するかによって、Defineパネルは変化します。
カーブリスト
カーブリストには、アクティブウィンドウ内のカーブすべての名前が表示されます。カーブは、カーブリストコントロールを使用して、名称変更、追加、カット、コピー、ペーストすることができます。
カーブはそれぞれその表示をオンまたはオフにすることができます。カーブの表示をオフに切り替えるには、リストからカーブを選択するか、或いは、ウィンドウからカーブをピックし、カーブリストの上のカーブ名の横にあるチェックボックスを非アクティブにします。一旦表示をオフにしたカーブをオンに戻すには、チェックボックスをアクティブにします。
アクティブウィンドウについてカーブリストをコントロールするには、Cut、Copy、Paste、Add P/M、Add R/Iボタンを使用します。カーブは、別のウィンドウにコピー、ペーストすることができます。また、リストへのカーブの追加と削除も可能です。
カーブリストの操作について詳細は、定義トピックのカーブリストの項をご参照ください。
カーブの参照
数式では、同一セッション内の任意のカーブまたはベクトルを参照することができます。カーブベクトルの参照は、マウスでカーブをピックするか、或いは、次のシンタックスを使用して定義します:
pmwnco.vector
ここで、
mはカーブが置かれているページの番号
nはカーブを含むウィンドウの番号
oはウィンドウ内のカーブの番号
複素および極プロットカーブについて大きさと位相を参照する場合、vectorはYM、YPまたは"f"です。
複素および極プロットカーブについて大きさと位相を参照する場合、vectorはYR、YIまたは"f"です。
例えば、p2w1c3.ymは、2番目のページ(p2)の最初のウィンドウ(w1)内の3番目のカーブ(c3)のY大きさベクトル(.y)を意味します。
参照されたカーブが編集または更新される際、そのカーブを参照するカーブ群もまた更新されます。
Curvesダイアログでは、セッション内の特定のページ上のカーブ群を確認することができます。
データソース
ベクトルは、位相、大きさおよび周波数ベクトルで構成されます。ベクトルはデータファイルから読み出し、数式で定義、または、値として入力することが可能です。カーブのベクトルは、同じソースのものである必要はありません。例えば、カーブの位相と大きさのデータソースをASCIIファイルとし、同じカーブの周波数ベクトルのソースを0:100:1等の数式で定義することが可能です。
- データソースとしてのファイル
- Fileパネルが表示され、そこで、ベクトル用のデータファイルを選択することができます。
- データソースとしての数式
- ソースとしてMathが選択された場合、カーブカリキュレータ(数値処理機能)が表示され、そこで、ベクトルを数学的に定義することができます。
- データソースとしての値
- ソースとしてValuesが選択された場合、テーブルが表示され、そこに、データポイントの値を直接入力することができます。