Optimizationメニュー
OptiStructでは、Engineering Solutionsの最適化テクノロジーがサポートされています。
OptiStructは、有限要素とマルチボディダイナミクスを扱うソフトウェアアプリケーションです。構造および機械システムの設計と最適化に使用できます。OptiStructでは、RadiossとMotionSolveの解析機能を使用して最適化の応答を計算します。
注: OptiStructには独自の詳しいヘルプシステムが用意されているので、詳細を確認することができます。この章では、関係するコンセプトの概要についてのみ取り扱います。
構造の設計と最適化
構造設計ツールには、トポロジー、トポグラフィー、フリーサイズ最適化などがあります。構造の最適化では、寸法、形状、フリー形状の最適化を利用できます。設計および最適化問題の定式化で、目的関数または制約として適用できる応答として、コンプライアンス、周波数、体積、質量、慣性モーメント、重心、変位、速度、加速度、座屈係数、応力、ひずみ、複合破壊、力、合成応答、外部（ユーザー定義）関数などがあります。静的解析、慣性リリーフ、非線形ギャップ、ノーマルモード、座屈、周波数応答の解は、複数分野最適化のセットアップに含めることができます。
最適化のセットアップ
どの最適化エンティティも、ModelブラウザのOptimizationビュー、メニューバー、またはパネルの3種類の方法で管理できます。
最初の手順は、RadiossまたはMotionSolveでサポートされている解析タイプのモデルの実行です。ここからのDRCOと呼ばれる最適化セットアップは、きわめてシンプルなプロセスです。各文字はこのプロセスの段階で、設計空間の定義または作成、応答の作成、制約の定義、目的関数の定義があります。