コンテンツコントロールを使用したMicrosoftテンプレートの定義

コンテンツコントロールを使用して構造化コンテンツを作成するためのレポートテンプレートを、Microsoft Officeで作成します。レポートを生成するたびに、このテンプレートを再利用できます。

  1. 次のワークフローのいずれかを使用して、Microsoft PowerPoint(.potx)テンプレートまたはMicrosoft Word(.dotx)テンプレートを作成します:
    • Microsoftから提供されている事前定義のテンプレートのいずれかを使用します。
    • 必要なスタイル設定のテンプレートを作成します。


    Figure 1. スタイルが設定されたMicrosoft Wordテンプレート(.dotxファイル)の例。
  2. POSTFEKOで、レポートに追加するグラフと3Dビューを決定します。
    この例では、startupモデルを使用します。必要なビューは3Dビューで、必要なグラフは次のとおりです:
    • startup1
    • Cartesian graph1
    • Smith chart1


    Figure 2. レポートに必要になる3Dビュー(startup1)、直交座標グラフ(Cartesian graph1)、およびスミス線図(Smith chart1)によるstartupモデル。
  3. Microsoft WordまたはMicrosoft PowerPointでDeveloperタブをアクティブにします。
    1. アプリケーションメニューで、Options > Customize Ribbonの順にクリックしてDeveloperチェックボックスをオンにします。


    Figure 3. Microsoft WordのWord Optionsダイアログ。Microsoft PowerPointまたはMicrosoft Wordで、DeveloperチェックボックスをオンにしてDeveloperタブを有効にします。
  4. Microsoft WordテンプレートまたはMicrosoft PowerPointテンプレートにコンテンツコントロールを追加します。
    1. Microsoft WordまたはMicrosoft PowerPointのリボンでDeveloperタブをクリックします。
    2. テンプレートの中でグラフまたは3D ビューの追加先とする各位置にPicture Content ControlControlsグループ)を追加します。
  5. Microsoft WordまたはMicrosoft PowerPointでDesign Modeを有効にします。
    DeveloperタブのControlsグループでDesign Modeアイコンをクリックします。
  6. Microsoft WordテンプレートまたはMicrosoft PowerPointテンプレートにタグを追加します。
    1. コンテンツコントロールごとに、DeveloperタブのControlsグループでPropertiesをクリックします。
    2. Content Control Propertiesダイアログで、特定のPOSTFEKOグラフに関連付けたタグを追加します。
      この例のタグはTagFor3dViewです。


    Figure 4. POSTFEKOのグラフのタグを指定した、Microsoft WordのContent Control Propertiesダイアログ。
  7. Microsoft PowerPoint(.potx)テンプレートまたはMicrosoft Word(.dotx)テンプレートを保存します。