双方向導体: 概要
説明
Bidirectional Conductorは、次のような平面(2D)導体です:
- 導体の厚み方向の電流変化を無視できる程度に十分に薄い
- 電流経路の初期仮定が困難
作成
Bidirectional Conductorは直接作成します。その作成では、形状作成(ポイント、ライン、フェイス、ボリューム)の標準的なツールを使用します。
整合性
電流経路となる平面はフェイスで識別します。
双方向導体の特性を決めるボリュームは、指定の方向を基準とした厚みが目的の導体と同じであることが必要です。また、相互に並んだ外側サーフェス(またはそのようなサーフェスの一部)が存在する必要があります。
外側サーフェスは、電流経路となる平面を識別するフェイスに直交するボリュームサーフェスです。
2Dメッシュ化
2Dメッシュで離散化するのは電流経路となる平面です。導体の深さ方向は離散化しません。
電流の特別な2つの方向を考慮する平面要素に導体を分割します。
平面に関連付けた4つの部分的な電気回路の範囲それぞれで、電流密度が均一であると仮定します。
端子
双方向導体に関連付ける端子は、その導体を作成した後で作成します。