Electric Conduction: プレゼンテーションと一般的な事例
プレゼンテーション
Electric Conductionアプリケーションでは、電流に付随する磁界現象を考慮せずに、導電性媒体での電流のスタディを実施できます。
用途
Electric Conductionアプリケーションのみを使用する事例として、直流ヒューズのモデル化があります。
静磁界アプリケーションや熱アプリケーションといった他のアプリケーションと連成化することで、整流器や誘導加熱デバイスなどのモデル化に使用できます。
一般的な事例
Electric Conductionアプリケーションとして扱われる問題の一般事例を次の図に示します。
主な結果
Electric Conductionアプリケーションでは、主に次のような結果が得られます:
- 電位(V)、電界強度(E)、電流密度(J)、電力密度(dP)の空間分布
- スタディドメインの一部領域または全体で消費される電力(P)
このような量から、電流や電気抵抗などの有用な他の量を計算できます。
3Dの特殊性
3DのElectric Conductionアプリケーションでは、電流が流れている導体によって発生する磁気誘導も計算できます。