メカニカルセット: 定義(構造)
メカニカルセット: 定義
メカニカルセットは次の要素で定義します:
- 名前(およびコメント)
- メカニカルセットのタイプ
軸を中心とした回転と軸方向の並進を伴うメカニカルセットでは次の要素も定義します:
- 回転軸または並進軸
- 運動(計算モード)のタイプ
- 次の運動特性:
- 一般特性
- 内部特性
- 外部特性
- 機械の停止
メカニカルセットのタイプ
さまざまなタイプのメカニカルセットを次の表に示します。
タイプ | 再グループ化できる領域が対応するエンティティ |
---|---|
固定 | 固定部品 |
圧縮可能 |
可動部品が運動している 空気のゾーン |
軸を中心とした回転 |
軸を中心として 回転している可動部品 |
軸方向への並進 |
軸方向に 並進している可動部品 |
自由運動 | 自由運動は、複雑な運動を考慮するように設計されています(並進と回転の運動を除く)。この運動は、移動パートの位置のリストによって記述されます。 |
6自由度 | 空間では、直交座標系(O,x,y,z)を使用して、次のように6自由度を定義します:
|
運動のタイプ
さまざまなタイプの運動(計算モード)を次の表に示します。
運動(計算モード) | |
---|---|
運動のタイプ | 実現できる計算 |
マルチスタティック |
Magneto Staticアプリケーションでの多位置タイプの計算 ( Magneto Staticアプリケーションでパラメータ化したスタディ) |
適用速度 | Transient Magneticアプリケーションでの適用速度における計算 |
適用位置 | Transient Magneticアプリケーションでの適用位置における計算 |
連成荷重 |
Transient Magneticアプリケーションでの 磁気機械連成による計算 |
マルチフィジックス | 運動を別のソフトウェア(Activateなど)と連成できる |
一般特性
一般特性では以下の情報を扱います:
- 初期条件(初期速度と初期位置)
内部特性
内部特性では以下の情報を扱います:
- 可動パートに関連する運動特性(固有の特性)(下の表をご参照ください)
運動 | 可動パートに関する特性 | |
---|---|---|
回転 | 慣性モーメント |
抵抗トルク (式または3つの係数) |
並進 | 質量 |
抵抗トルク (式または3つの係数) |
外部特性
外部特性では以下の情報を扱います:
-
連成荷重に関連する運動特性(外部デバイス)
(下の表をご参照ください)
運動 | 連成荷重に関連する特性 | |
---|---|---|
回転 | 慣性モーメント |
抵抗トルク (式または3つの係数) |
並進 | 質量 |
抵抗力 (式または3つの係数) |
機械の停止
機械の停止は次のとおりです:
- 最小停止
- 最大停止