矢印: 概要

矢印のプロット

空間ベクトル量は、各種サポート上に色付き矢印によって表示できます。

サポート

矢印プロット用のサポートは次のとおりです:

  • 一方向導体
  • 双方向導体
  • 2Dグリッド

空間量

矢印によって表示できる空間量は次のとおりです:

  • 電流密度とその3つの成分(X、Y、またはZ)
  • 磁束密度とその3つの成分(X、Y、またはZ)
  • ラプラス力密度(平均成分と脈動成分)とその3つの成分(X、Y、またはZ)

矢印の意味

検討対象の空間量が、次の規則に従って矢印によって表示されます:

  • 矢印の色は量の絶対値に応じて変化します。
  • 矢印の向きはこの量の方向を指しています*。
注: *当然ながら、選択された量がいずれかの量の成分である場合は、矢印の向きはその成分の方向となります。

計算ポイント

矢印が計算されるポイントは、選択された空間量に依存しますが、一般に以下に大きく関係します:

  • 一方向導体の場合: メッシュと、ポスト処理のための長さ方向の離散化によって生じる追加ポイント*
  • 双方向導体の場合: メッシュ
  • 2Dグリッドの場合: 2Dグリッド自体の離散化(§ 2Dグリッド: 概要を参照)
注: *一方向導体を長さ方向に離散化するには、まずその一方向導体を作成してから、そのフィーチャーをデータツリーから編集する必要があります。表示されるウィンドウのMeshタブで、ユーザーは長さ方向の離散化ポイントの数を指定できます(次の図を参照)。