ポスト処理量: 回転運動
概要
ここでは、回転運動について計算される物理量について説明します。
運動変数
解析に使用される運動変数と、対応するFluxパラメータの名前を次の表に示します。この表で、MSは関連するメカニカルセットを意味します。
| 運動変数 | 名前 | 単位 |
|---|---|---|
| 角度位置: |
AngPos(MS) | 発散 |
| 角速度: |
AngSpeed(MS) | 度 / s |
| 角加速度: |
AngAcc(MS) | 度 / s² |
物理量
ポスト処理モジュールで計算される物理量と、対応するFluxパラメータの名前を次の表に示します。この表で、MSは関連するメカニカルセットを意味します。
| トルク | 名前 | 単位 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 電磁トルク: |
TorqueElecMag(MS) | N.m | |
| 内部システム | |||
| 摩擦トルク: |
TorqueFrInt(MS) | N.m | |
| ばね復帰トルク: |
TorqueSpInt(MS) | N.m | |
| 慣性トルク: |
TorqueInInt(MS) | N.m | |
| 抵抗トルク*: |
TorqueReInt(MS) | N.m | |
| 外部システム | |||
| 摩擦トルク: |
TorqueFrExt(MS) | N.m | |
| ばね復帰トルク: |
TorqueSpExt(MS) | N.m | |
| 慣性トルク: |
TorqueInExt(MS) | N.m | |
| 抵抗トルク*: |
TorqueReExt(MS) | N.m | |
- 摩擦トルクとばね復帰トルクの合計
- 式を使用して定義された抵抗トルク
解かれる機械的方程式の留意事項
回転運動について解かれる機械的方程式は次のとおりです: ![]()
ここで:
- Jは慣性モーメント:

は移動メカニカルセット自体の慣性モーメント(内部システム)
は外部荷重の慣性モーメント(外部システム)
は電磁トルク
は抵抗トルク: 
は移動メカニカルセットに作用する抵抗トルク(内部システム)
は外部荷重に作用する抵抗トルク(外部システム)
重要な注意事項
対称性や周期性が存在する場合、トルクの計算値はデバイス全体に対応します。