ソルバーの選択

ソルバーのタイプ

Flux PEECには、次の2種類のソルバーがあります:

  • 解析ソルバー: すべての導体とそのプロファイルが全体座標系のOx軸、Oy軸、またはOz軸に平行である場合にのみ使用できます。実際、このソルバーはPEEC法の解析式を使用して、自己インダクタンスと相互インダクタンスを計算します。
  • 汎用ソルバー: これは、ガウス点の近似に基づいた準解析式を使用して誘導結合を計算するため、(形状内に接地面がなければ)どのような計算にも使用できます。

ソルバーの選択

ユーザーは、次の3つのソルバーの中から選択できます:

  • Flux PEECによって自動的に選択されるソルバー(デフォルトオプション)。この場合、Flux PEECはまずプロジェクトの形状を解析し、接地面がない場合は、汎用ソルバーが選択されます。接地面がある場合は、解析ソルバーが選択されます。
  • 汎用ソルバー
  • 解析ソルバー(可能な場合)

アクティブ化

ソルバーの選択は、次のウィンドウから行うことができます:

このウィンドウには、次の2つの方法でアクセスできます:

  • メニューバーで、Solvingを選択し、Solving optionsをクリックして、Editをクリックします。
  • データツリーで、Solving process > Solving process options > SOLVING_OPTIONSの順に選択します。