フィーチャーの除去と変換のステージ
概要
2番目のステージは、形状のフィーチャー除去と、CADコンテキストのエンティティのFlux PEECプロジェクトのエンティティへの変換のステージです。
形状のフィーチャー除去
CADコンテキスト内で、ユーザーは、形状オブジェクトに存在する穴、ブレンド、面取りを削除することで、インポートされた形状を変更することができます。
さらに、ユーザーは、新しいエンティティが導体の構成条件に従うよう、切断面を使用して形状オブジェクトを複数のオブジェクトに切断することもできます(一方向および双方向)。
これらのさまざまなコマンドは、“CADフィーチャー除去のコンテキスト”の項で詳細に説明されていますが、ここでは原理の例を示します:
変更内容 | 最終結果 |
---|---|
例(IGESインポート): 目標は、この後の形状のメッシュを簡単にするため、穴、2つのブレンド、および面取りを削除することです。 |
変更後: 穴が埋められ、ブレンドと面取りが削除(直角に変換)されています。これで形状オブジェクトのメッシュが大幅に簡素化されます。 |
エンティティの変換
フィーチャー除去のステージが完了したら、ユーザーはCADコンテキストを終了し、Flux PEECの標準作業コンテキストで、シミュレートするプロジェクトの準備を行います。
これを終了すると、CADコンテキストのエンティティを、Flux PEEC環境に適した形状エンティティ(ポイント、ライン、フェイス、およびボリュームタイプ)に変換できます。
CADコンテキストのエンティティとFlux PEECの形状エンティティ間の対応を次の表にまとめます:
CADエンティティ | Flux PEEC形状エンティティ |
---|---|
トップ | ポイント |
エッジ | 線 |
フェイス | フェイス |
形状オブジェクト | 体積 |