OMLファイルフォーマット - Activate / Compose (ルックアップテーブルND)
概要
バージョン2020以降のAltair FluxTMでは、シミュレーション結果をOMLファイルとしてエクスポートできます。このファイルをAltair ActivateTMで使用してルックアップテーブルNDを作成できます。このエクスポートは、高水準の精度を維持しながら、長時間を要する有限要素連成シミュレーションを置き換える機能です。
この機能は、Fluxの2D、Skew、および3Dの各モジュールのすべてのアプリケーションで利用できます。ただし、このエクスポートを生成するには、パラメータ化シナリオを事前に解析しておく必要があります。このコンポーネントをシステムアプリケーションに統合することにより、有限要素モデルの考慮を要求すると、シミュレーションソフトウェアでは入力値と出力値を補間することによって有限要素モデルが考慮されます。*
また、エクスポートされたファイル内の量（センサー、式、I/Oパラメータ）を、特定のポスト処理を行う目的でComposeで使用することもできます。
Activate / Compose (ルックアップテーブルND)用のOMLファイルフォーマットのエクスポート方法
Fluxでエクスポートを生成するには：
- Data ExchangeメニューでExport a data tableをクリックします。
- 入出力パラメータとセンサーから.omlファイルの出力を選択します。
- フォーマットとしてOMLファイルフォーマット - Activate / Compose (ルックアップテーブルND)
- Fluxによるファイルの作成場所であるフォルダーへのパスを選択します。
- パラメータリストで、このファイルの入力を選択します。
- エクスポートする値のタイプを選択します。すべての値を取得するには、Current valuesを選択します。
注: このファイルの名前が、出力パラメータと同じ名前になるように自動的に割り当てられます。
注: 複数パラメータのエクスポートの場合は、出力パラメータごとに.omlファイルが1つ作成されます。
エクスポートしたOMLをActivateで使用する方法
このエクスポートファイルをActivateで使用するには：
- Activateプロジェクトと同じディレクトリに.omlファイルを格納します。
- Diagram HomeメニューでContextタブを選択します。
- Fluxで作成したファイルの名前を指定します。注: たとえば、FluxからファイルTORQUE.omlをエクスポートした場合は、TORQUEのみをDiagram Homeで指定する必要があります（1行に記述する名前は1つのみとします）。
- Diagram HomeのメニューAvailable variablesで、変数が正しく読み込まれたかどうかを確認します。
- ルックアップテーブルNDコンポーネントに、これらの変数を割り当てます。注: これらの変数名（入力と出力の両方）はFluxでの変数名と同じです。
エクスポートしたOMLをComposeで使用する方法
このファイルをComposeで使用するには：
- OMLファイルをComposeで開くと、
- すべての式、センサー、I/Oパラメータが、Composeで、ベクトルとして使用できるようになります。