OS-E:0200 梁の曲げ

OptiStruct非線形過渡ダイナミクス解析とRadioss陽解法でシェル要素を用いてモデル化された真っ直ぐな片持ち梁の曲げの比較検討。



図 1. 境界条件を使用したFEモデル


図 2. 問題の形状

モデルファイル

必要なモデルファイルのダウンロードについては、モデルファイルへのアクセスを参照してください。

この例で使用されているモデルファイルには以下のものが含まれます:

  • Beam_NLTRANS.fem
  • Bending_Shell_Radioss.zip

モデル概要

終端にモーメントを含む単純な片持ち梁の例です。自由端に一定の強制速度を導入することでモーメントの分布がモデル化されています。モーメントは梁の1端に生成された剛体にかけられ、もう1端で自由度はすべてブロックされています。

FEモデルのプロパティは:
シェル要素
1次四角形要素
線形等方性材料プロパティは:
プロパティ
ヤング率
1000 MPa
ポアソン比
0
初期密度
0.01 g/mm3
参照密度
0.01 g/mm3

結果

図 3 は、OptiStructRadiossの間での節点#309のY方向の変位を示しています。


図 3.
図 4 は、時間1605秒における梁の変位(撓み)についてOptiStructRadiossの結果を比較したものです。ワイヤーメッシュは、時間0秒における未変形位置を示しています。


図 4. OptiStruct; 右 Radioss