探索

探索は、複数回の実行で構成されるシミュレーションです。各探索には、入力の設計変数と出力の応答が含まれます。探索には、目的関数と制約からなる目標が含まれることもあります。

探索の作成

探索の作成ツールを使用してDOEまたは最適化探索を作成します。

  1. 設計探索リボンの探索タイプツールグループでCreate Explorationsツールをクリックします。


    図 1.
    Explorationsダイアログが開きます。
  2. 作成タブで、をクリックし、探索タイプを選択します。
    オプション 説明
    DOE DOEは、目的をもった変更を入力変数に加えて、応答への影響を検証したり、設計問題の全体的な挙動を理解したりする一連のテストです。DOEを実行することにより、どの要因が出力応答に最も影響を与えるかを知ることができます。
    最適化* 最適化は、入力変数を機械的に変更することにより、与えられた制約条件について可能な最適設計を決定するために使用される数学的プロシージャです。

    最適化探索では目的関数が必要です。

  3. スタディ名とスタディパスを編集します。
    HyperWorksの各セッションでは、1つのスタディ名とスタディパスが使用されます。すべての探索は、同じスタディパスの下に格納されます。最初の探索が評価されると <study name>.hm ファイルはスタディパスに保存されます。
  4. 複数の探索が定義されている場合は、ラジオボタンを使用して、現在アクティブな探索を決定します。

*最適化を実行するには2つの方法があります。上記のように”直接”最適化を作成すると、各ソルバーの実行結果から直接応答を評価する最適化探索が作成されます。

また、DOEの探索に基づいて最適化を行うことができます。この場合、各DOEに対して自動的に作成された応答曲面フィットに基づいて応答が評価されます。DOEベースの最適化を作成するには、DOEの評価中にOptimizeをチェックするか、選択したDOE探索を右クリックしてコンテキストメニューからOptimizeを選択します。

ヒント: 探索タイプの確認サテライトアイコンをクリックしてExplorationsダイアログを開くこともできます。