フォーマット

値に依存するルールを定義し、選択したセルに属性として適用します。

テーブルリボンでフォーマットツールをクリックしてパネルを表示します。
図 1.

このパネルを使用すれば、重要なキーパフォーマンスインジケータ(KPI)を容易に検出できます。たとえば、以下の図では、B4~E5の各セルの値が300を超えていればセルの色を明るい緑色で表示し、セルの値が500を超えていれば黄色で表示することを最初のルールで規定しています。ルールは、上のものから順に実行されます。

注: このオプションは、複数行のデータがあるセルでは無効になります。
以下の表にある各セルは
図 2.
以下のように定義されます。
図 3.

列を付加または挿入すると、TableViewによって範囲のシンタックスが拡張されます。新しい範囲が追加されることはありません。たとえば、定義した範囲がTableViewによって、B4 D4 B5 D5 F4 F5 H4 H5ではなく、B4:H5と表示されます。

TableViewによって、文字列を記述したセルも含めた範囲が自動的に拡張されます。

New Rule
テーブルに新規のルールを追加します。パネルに新しい行が追加され、その下のオプションを使って、セルのルールを定義することができます。
Delete Rule
リストからルールを選択してDelete Ruleをクリックすると、選択したフィールドに設定されているルールが削除されます。
Filter Rules using Cell Id
選択されているセルに適用されているルールを表示します。矢印アイコンをクリックして、TableViewのスプレッドシートで1つのセルまたはセルの範囲を選択します。そのセルに定義されているルールが、パネル内に表示されます。複数のセルを選択するには、抽出するTableViewセルの範囲を左マウスボタンのドラッグ操作で選択します。
Cells
ルールの適用先とするセルを定義するには、Cells列でフィールドを選択してアクティブにします。このアクティブ化によって、対象となっているセルの右側に矢印が表示されます。セルIDを直接入力できるほか、TableViewテーブルで、指定のルールによって定義するセルの範囲を、左マウスボタンのドラッグ操作で選択することもできます。
Operator
Operator列で、ドロップダウンリストから演算子タイプを選択します。用意されている演算子は以下のとおりです。
=
等しい。
>
より大きい。
>=
以上。
<
より小さい。
<=
以下。
!=
等しくない。
Value
セルを選択して、定義するルールの値を入力します。
条件付きフォーマットでは文字列がサポートされるため、比較する文字列を入力できます。
Text and Cell Color
カラーボックスをクリックして、パレットからテキストまたはセルの色を選択します。