POSTFEKOセッションを使用したHyperStudyによるバンドパスフィルターの最適化

S11データを用いてbandpassfilter.pfsファイルを設定し、HyperStudyの反射係数を最小にします。

1. %FEKO_HOME%/help/feko/example/ExampleGuide_models/Example-I04-HyperStudy_bandpass_filter_optimisation/opt_pfsのファイルを作業用のディレクトリにコピーします。
2. POSTFEKOでbandpassfilter.pfsを開きます。
3. Feko Solverを実行します。
4. Cartesian graphを作成し、SParamOpt要求からS11トレースを追加します。

   
   

   

   
   Figure 1. 3.960GHzから4GHzまでの最適化前のバンドパスフィルターの反射係数（S11）。

5. bandpassfilter.pfsファイルをbandpassfilter.cfxと同じ場所に保存します。
6. ScriptingグループのApplication macroをクリックします。
   Macro libraryに読み込まれているスクリプトが表示されます。

   Figure 2. Application macroライブラリの利用可能なスクリプトの例。

   
   

   

   
   
7. Create HyperStudy extraction scriptをクリックします。
   スクリプトbandpassfilter.cfx_extract.luaは、bandpassfilter.pfsと同じディレクトリに作成されます。

   Note: Cartesian graphのトレースは、自動的にHyperStudyの出力ファイルに抽出されます。bandpassfilter.cfx_extract.luaファイルには、追加のスクリプティングは必要ありません。
8. 手順2から手順3に従い、HyperStudyで最適化を設定します。