PRINTコマンド

PRINTコマンドは、解析の進捗状況を表示したり、デバッグに使用するために文字列、数字、およびその他の情報を画面または.outファイルに出力します。

以下のprintコマンドを使用できます:
!!print
画面にテキストを出力します。
!!print_warning
画面に警告メッセージを出力します。
  • ターミナルからの実行では、文字列“WARNING”が警告メッセージの先頭に付加されます。
  • GUIからの実行では、警告メッセージが色付きで表示されます。
!!print_error
画面に警告メッセージを出力します。実行を停止するには、!!EXIT文を使用します。
!!print_to_out
Fekoカーネルの実行中に.outファイルにテキストを書き込みます。

printコマンドでは、カンマで区切った複数の引数を受け付けます。

例1

変数#aが2*#b未満の場合に、エラーメッセージを出力して終了します。
!!print "2*#b = ", 2*#b
!!if #a < 2*#b then
!! print_error "The value of #a is too small:", #a, " (exiting now)"
!! exit
!!endif

例2

#bの値を、.preファイル内のそれが出現する場所にある.outファイルに出力します。
!!print_to_out "This run was done with #b = ", #b