帯域幅の注釈

インピーダンス結果に注釈を付加し、帯域幅を強調表示するための特殊な形態の注釈が用意されています。

業界や用途によって“帯域幅”の定義が異なることから、伝送帯域幅と反射帯域幅の両方の定義があります。

反射帯域幅は、アンテナのモデル化で多く使用されています。伝送帯域幅は、フィルタをはじめとするマルチポートの課題に使用されています。

Note: -3 dBの帯域幅は、電力がその最大値から3 dB低下する周波数点(電力が最大値の1/2になる周波数点)を指します。
Table 1. POSTFEKOで使用可能な反射帯域幅の注釈定義。
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-3 dB Reflection bandwidth 反射電力の周波数特性が-3 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。
-10 dB Reflection bandwidth 反射電力の周波数特性が-10 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。
-15 dB Reflection bandwidth 反射電力の周波数特性が-15 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。
Table 2. 伝送帯域幅の注釈。
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-3dB Transmission bandwidth 伝送電力の周波数特性が-3 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。
-10dB Transmission bandwidth 伝送電力の周波数特性が-10 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。
-15dB Transmission bandwidth 伝送電力の周波数特性が-15 dB減衰する帯域幅を示す注釈を配置します。