メカニカルセット

可動パートと運動のタイプ

運動を記述するには、まず以下を定義する必要があります:

  • 可動パート: 固定パート、可動パート、および“可動パートの可動領域”

  • 運動タイプ: 軸を中心とする回転、ライン方向の並進

可動パート

有限要素領域での運動を記述するには、メカニカルセットに領域を割り当てます。

ボリュームがそれと同じ物理特性を持つ領域に割り当てられることと同様に、領域はそれと同じ変位特性または運動特性を持つメカニカルセットに割り当てられます。

メカニカルセット: 定義

メカニカルセットは、互いに同じ変位特性(固定、可動、または圧縮可能)を持つ領域とコイルのセットです。

メカニカルセットの特性

メカニカルセットを構成する領域に対応するパート

固定タイプ 固定パート
可動タイプ 可動パート
圧縮可能タイプ 可動パートの可動領域
注: 非メッシュ化コイルは、固定メカニカルセットまたは可動メカニカルセットに属している必要がありますが、圧縮可能メカニカルセットに属することはありません。

運動タイプ

Fluxは、次のタイプの運動をモデル化します:

  • 軸方向の並進
    • 3DでのX軸、Y軸、またはZ軸
    • 2DでのY軸
  • 軸を中心とする回転
    • 3DでのX軸、Y軸、またはZ軸
    • 2DでのX軸