自動同期の実装
概要
2つのアプリケーション間でデータを交換できるようにするには、python実行ファイルに記述したコマンドを使用して2つのアプリケーション間での自動同期を実装する必要があります。
原理
データを交換できるように同期を実行するには、アプリケーション1のpythonファイルにsynchro.txtファイルを作成し、アプリケーション2のpythonファイルでそのsynchro.txtファイルを待機したうえで、そのpythonファイルを実行します。
同期の実行
2つのアプリケーション間での同期を実行するための簡単なプロセスを以下に示します。
| 段階 | 問題1の状態 | 問題2の状態 |
|---|---|---|
| 1 | 実行が進行中 | 実行が進行中 |
| 2 | 実行が進行中 |
synchro1.txtファイルを待機中 実行を停止中 |
| 3 |
synchro1.txtファイルの作成 実行が進行中 |
実行の再開 実行が進行中 |
| 4 |
synchro2.txtファイルを待機中 実行を停止中 |
実行が進行中 |
| 5 | 実行を停止中 |
ファイルsynchro1.txtを削除 実行が進行中 |
| 6 |
実行の再開 実行が進行中 |
synchro2.txtファイルの作成 実行が進行中 |
| 7 | 実行が進行中 |
synchro1.txtファイルを待機中 実行を停止中 |
| 8 |
ファイルsynchro2.txtを削除 実行が進行中 |
実行を停止中 |
| 9 | 2つのpythonファイル(アプリケーションごとに1つのpythonファイル)の実行が継続している限り段階3に戻る | |