空間モデル
説明
空間モデルは、材料特性を空間的に(空間の任意ポイント(問題の節点上)で)定義するモデルです。
これで、空間量を扱うことができる式を使用して特性が定義されます。
モデルのリスト
空間モデルは、B(H)、J(E)、D(E)の挙動則および
k(T)、ρCp(T)の熱特性で提供されています。
プロパティ | モデルの名前 |
---|---|
B(H) / 磁気特性 |
空間線形等方性 空間線形磁石 |
J(E) / 電気特性 | 空間等方性 |
D(E) / 誘電特性 | 空間線形等方性 |
k(T) / 熱伝導率 | 空間等方性 |
ρCp(T) / 体積熱容量 | 空間 |
例
空間モデルの使用例については、J(E)特性の“Multiphysics use case”のドキュメントをご参照ください。
電気伝導問題と熱問題間のデータ交換は、スタディ対象ケースで行われます。
電気抵抗率(電気伝導問題内)は、温度(熱問題で計算されます)に依存します。
温度に応じた抵抗率を定義するために使用される空間式は次のとおりです:
ρ(T)=(1+3,85.103 *Temp)*107
ここで:
- Tempは、熱問題からインポートされた温度を保存するための空間量(電気伝導問題で作成)です。