式エディター

式エディター

Fluxプロジェクトの構築全体にわたって、多くの情報項目を式として入力できます(形状パラメータの式や1つのコイル内の電流値など)。

ユーザーの作業を容易にするために、Fluxバージョン10では、新しいインタラクティブな式入力ツールとして式エディターが提供されています。このツールには、のボタンを使用してアクセスできます。

例:

データ

データは、作業コンテキストの関数です。これらは、以下に示すとおり、定数、形状パラメータ、I/Oパラメータ、空間量などにすることができます。

  • 形状パラメータ

  • 物理パラメータ(I/Oパラメータ)

  • 運動連成に関するデータ

  • 回路連成に関するデータ

演算子または数学関数

使用可能な演算子を次の表に示します。

数値 数学 三角関数
ベクトル Complex 信号 定数

式の記述

式を編集するには、データと演算子または数学関数をクリックするだけです。

その式がPyFlux言語でExpressionゾーンに表示されます。構文修正機能によって、構文エラーとデータエラーが修正されます。

正しい式 正しくない式

定数

式エディターで新しいデータが使用可能になりました。これらは次の定数です:

  • π: 数学定数(Pi)
  • μ0: 真空の透磁率、μ0 = 4 π 10e-7 H/m
  • ν0: 真空の磁気抵抗率、ν0 = 1/ μ0 = 1/(4 π 10e-7 ) m/H
  • ε0: 真空の誘電率、ε0 = 1/(36 π 10e-9 ) F/m
注意:
注意: これらの定数は関数として扱われ、PyFlux言語ではPi()、Mu0()、Nu0()、Eps0()と表されます。
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