オブジェクトの回転

概要

Rotationの操作により、1つまたは複数のオブジェクトを軸の周りに特定の角度だけ回転させることができます。

回転操作の構造

オブジェクトの回転は、次によって記述されます：

  • ポイントを作成するための座標系（グラフィックビューで利用可能なドロップダウンリスト内のアクティブな座標系）
  • 回転するオブジェクトのリスト
  • 回転軸（既存のラインまたは基準ライン）
  • 回転角度
ダイアログボックス 図

アクティブな座標系

回転の作成で考慮される座標系は、グラフィックを使用してユーザーが選択できるアクティブな座標系です（グラフィックビューの左下にあるドロップダウンリストで選択）。

結果

オブジェクトの回転操作の作成によって次の結果が得られます：

  • 形状操作ROTATION_1。
  • 影響を受ける各オブジェクトの形状操作リストへの、この形状操作の追加。

アクセス

次の手順で回転操作を利用できます：

  • メニューから： Tools > Rotation > New
  • アイコンから：

オブジェクトの回転の作成

オブジェクトの回転の作成プロセスを次の表に示します。

ステージ 説明
1 作成時に参照する座標系を選択します。
2 Rotationダイアログボックスを開きます。
3

生成する形状操作の名前を選択します。

（デフォルト値：ROTATE_1）
4 回転するオブジェクトを選択します。
5 回転の軸を選択します。
6 回転角度を入力します。
7 OKをクリックして確定します。
→ 形状操作ROTATE_1が作成されます。

制限事項

形状操作の編集では、回転が適用されるエンティティのリストを変更できません。

変更できるのは、回転の軸と角度のみです。