対称化 / 反復: 概要

概要

対称化と反復の操作によって、繰り返される形状オブジェクトを伝播できます。用意されている操作は次のとおりです:

  • Symmetry(ポイント、ライン、フェイス、または基準面に対する対称化)
  • Linear repetition(ベクトルに沿ってN回反復
  • Circular repetition(軸を中心にして指定の角度でN回反復)

色と可視性

対称化または反復を作成するときに、以下の図に示すように、結果的に得られるエンティティの色と可視性を指定できます:

ここで指定した選択内容は、得られたオブジェクトに適用されるほか、そのサブエンティティ(ボリューム、フェイス、ライン、ポイント)にも同様に適用されます。ただし、ポイントとラインの色は、見やすくするためにデフォルトの白のままで変更されません。

アクティブな座標系

対称化 / 反復の作成で考慮される座標系は、グラフィックを使用してユーザーが選択できるアクティブな座標系です(グラフィックビューの左下にあるドロップダウンリストで選択)。

プレビュー

対称化 / 反復の作成では、グラフィックゾーンにプレビューを表示できます。これにより、作成する対称化 / 反復を可視化できます。

対称化と反復のプレビュー例
対称化のプレビュー 線形反復のプレビュー 円形反復のプレビュー

形状操作と結果的に得られるオブジェクト

対称化 / 反復を作成するために、親形状操作(SYMMETRY _1 LINEAR_1、またはCIRCULAR_1)が作成され、複数の子形状操作にリンクされます。対称化または反復の結果として得られる各オブジェクトには、独自の子形状操作があります。これにより、残りの形状記述においてそのオブジェクトを独立させ、そのセットのライフサイクルを保証できます。