アドバンストモードでのインポート: 概要

概要

アドバンストモードでインポートする際、Fluxは、初期ファイルのデータ(CAD環境)を、ポイント、ライン、フェイスのタイプの形状アイデンティティ(有限要素環境)に変換します。

プロセス

アドバンストモードでは、ユーザーがインポートオプションを事前定義します。Fluxソフトウェアは、ユーザーが選択したオプションを考慮してインポートを実行します。

次の表に、アドバンストモードのインポートで使用可能なFluxの機能を示します。

オプションのタイプ Fluxの機能
一般的なオプション
  • 単位の変換
  • スケール
  • 形状の配置
エンティティに関するオプション
  • ソリッド
  • 自由フェイス
  • 自由ライン
  • 非表示エンティティ
修正に関するオプション
  • 自動修正
  • トレランス係数に基づいた自由フェイスのステッチ
  • トレランス係数に基づいたソリッドのアセンブリ
  • 自動衝突修正

ステップ

次の表に、アドバンストモードで形状をインポートするためのステップを示します。

ステップ 説明
1 変換の一般的なオプションの選択
2 変換するエンティティの選択
3 形状修正オプションの選択
4 形状のチェック(必要な場合)
5 不具合の修正(必要な場合)

エンティティ

エンティティの選択は、インポートするファイルによって異なります。次の表は、Fluxでインポートできるさまざまなエンティティを示します。

エンティティのタイプ 全体図
ソリッド
自由フェイス
自由ライン
非表示エンティティ

修正

次の表で、アドバンストモードでインポートする際に実行できるさまざまなタイプの修正について説明します。

修正のタイプ 説明
自動修正
  • セグメントの切断の同定と修正
  • 単一ラインの作成
自由フェイスのステッチ
  • 異なるトポロジを持つ同じ形状の自由フェイスおよびエッジの同定
  • 2つのエッジのうち一方の削除と、2つのフェイスと結合されている単一エッジの作成
ソリッドのアセンブリ
  • 接触しているソリッドの同定とプリントの作成
  • ライン、ポイント、フェイスの作成
自動衝突修正
  • 交差の同定
  • ポイント、ライン、フェイスの作成