緩衝検知

パートまたはアセンブリを移動するときに重ならないようにするには、プロパティエディターで干渉認識をオンにします

空間内でパート同士は交差することができます。つまり通常は、移動またはモデリングツールで形状変更する際には、パート同士が貫通することが許容されます。
  1. ファイルメニューを選択し、プリファレンスボタンをクリックしてプリファレンスウィンドウを開きます。
  2. 左側に表示されているカテゴリリストから干渉認識を選択します。
  3. 干渉チェックでは、干渉チェックを行う対象をモデル内のすべてのパート間にするか、または干渉認識対象のパート間のみにするかをプロパティエディターで指定します。
ヒント:
  • 多くのパートに対して干渉をチェックするにはそれだけ多くの時間が必要となります。したがって、すべてのパート間の選択は慎重に行ってください。Noneを選択すると、すべての干渉認識がオフになります。
  • 干渉認識を有効にすると、パートまたはアセンブリを移動するときの干渉のみを防止できます。フェイスのプッシュ/プル、寸法の変更、スナップ参照の保持など、形状の変更によって発生する可能性のある干渉は防止できません。
  • 2つのパートの一方を移動して干渉しようとすると、移動するパートは干渉の起こる地点またはその地点より前で移動できなくなります。パートの移動をグリッドポイント位置で制限するグリッドスナップがオンになっている場合、実際に干渉が起こる地点より前でパートの移動ができなくなります。パートは、干渉の起こる前の最後のスナップ位置で止まります。この位置より先にパートを移動させようとしても、パートは干渉しない位置に留まるとともにハイライト表示されるので、これ以上移動すると干渉が発生することがわかります。動きを制御されたパートは赤でハイライト表示されます。完全に他のパートの逆側にパートを移動する場合、ブロックされたパートを完全に通過した段階で移動されます。