パネル

modeling windowの下部にあるpanel areaは、View > Panelsをクリックしてmenu barからオン／オフができます。チェックマークは、panel areaがその時点で表示されていることを示します。

各panelには、実行するプロシージャに必要な情報を入力することが可能な入力コントロールが含まれています。実行ボタンを押し、データが不正確であったり必要な情報が入力されていない場合、エラーを説明するメッセージがstatus barに表示されます。Escキーを押すか、returnをクリックすると、panelを終了することができます。panelの終了は、そのpanelの使用中にモデルに対して実行した操作を確定することを意味します。panelを終了すると、それらを元に戻すことはできません。

サブパネル

サブパネル名は、パネルの左側にリストされます。一度に選択できるのは1つのサブパネルのみです。例えば、Distanceパネルにはtwo nodes、three nodes、two points、three pointsの4つのサブパネルがあります。

Figure 1. Distanceパネル - Two Nodesサブパネル

Figure 2. Distanceパネル - Three Nodesサブパネル

サブパネルを選択するには、panelの左側にあるサブパネル名の横のラジオボタンをクリックします。

2次メニュー

2次メニューは、ファンクションキーのF1からF12を使用して、またはShiftやCtrlキーの組み合わせでアクセスできるpanelのリストです。現在アクティブであるpanelを完了するために必要な情報を追加するには、この２次メニューを使用します。

２次メニューを使用する際は、アクティブなpanelは一旦中断されて２次panel内の機能を実行し、それが完了した時点で元のpanelに戻って作業を続けます。２次panelで作業する以前に選択されたエンティティは、元のpanelに戻った後も引続き選択されています。

モジュール

互いに関連した機能の実行に使用されるパネル群は、モジュールにまとめられている場合があります。例えば、Postページにあるモジュールxy plotsには、カーブの読み出し、カーブの編集、カーブに対する簡単な数学的計算の実行、およびプロットの軸のスケーリングを行うためのpanel群が含まれています。

1つのモジュールには、メインページにも含まれるpanelが含まれている場合があり、何度もクリックを繰り返すことなく簡単にpanelにアクセスできるようグループ化されています。

ラピッドメニュー

ラピッドメニューは、マウスの中央ボタンを使って（各段階でシングルクリック）予め決定されたパスに沿ってpanel内を移動する機能です。例えば、エンティティセレクター（黄色）か入力欄に進んだうえで実行（緑）またはリターン（赤）を使うことも可能です。マウスの中央ボタンを使用すると、グラフィックス領域内での選択、次の選択への移動、選択の継続または操作の完了を行うことが可能で、マウスの移動が削減できます。ラピッドメニューに割り当てられた実行ボタンは、黒い枠で囲まれています。

Figure 3. Maskパネル. マスクのアクションは、マウスの中央ボタンをクリックした際に実行されます。

ラピッドメニュー機能は、各panelでそれぞれ予め決定されています。複数の実行ボタンを有するpanelでは、ラピッドメニューは最も頻繁に使用される機能に割り当てられています。また、ラピッドメニュー機能は、panelで変化する場合もあります。例えば、Lines panelに入った段階では、returnがラピッドメニューに割り当てられています。しかし、ラインを作成するために節点をピックすると、createがラピッドメニュー機能となります。ほとんどのpanelでは、アクティブなエンティティセレクター（水色で囲まれた黄色のコレクター）が空である場合、マウスの中央ボタンをクリックすると、そのpanelは終了します。

一連の選択肢（エンティティセレクター）が定義されているpanelでは、ラピッドメニューで次のコレクターに移動します。例えば、Ruledパネルでは、最初の節点リストまたはラインリストでいくつかの節点を選択し、マウスの中央ボタンをクリックすると、２つ目の節点リストに移動し、さらに節点をピックできるようになります。選択肢にはっきりした順序のないpanelでは、マウスの中央ボタンはデータが十分ではない機能をアクティブにし、その結果エラーメッセージが表示される場合もあります。例えば、TranslatepanelでN1, N2, N3ベクトルオプションを使って節点を移動させる場合、必要な節点を選択した後に中央ボタンをクリックすると、translate +を実行しようという試みがなされます。N1、N2、N3が選択されていない、もしくは大きさの値が入力されていない場合は、エラーメッセージが表示されます。

一部のpanelには、実行ボタンが含まれず、繰り返されている場合があります。その場合、マウスの中央ボタンを使用すると、そのpanelを終了する結果となります。例えば、Replace panelで２つの節点をピックする場合、一方を他方と置き換え、新しい選択で同じ操作を繰り返すことに進みます。

また一部のpanelでは、エンティティセレクター内のエンティティがクリアされず、同じエンティティを使って操作を繰り返すことができます。そのようなpanelでは、エンティティコレクターが空に戻されない限り、マウスの中央ボタンは選択された機能の実行を繰り返します。例えば、TranslateまたはRotatepanelでは、要素 / 節点 / コンポーネントおよび移動の方向と距離を選択し、マウスの中央ボタンを再度クリックすると、translate +またはrotate +機能が繰り返され、同じ節点が再び平行移動 / 回転されます。

予めデフォルトが入力されているpanelでは、マウスの中央ボタンをクリックすると、デフォルトの操作が実行されます。例えば、コレクター名が予め設定されているcollectors/createpanelでは、マウスの中央ボタンをクリックすると、コレクターが作成されます。

プルダウンによる選択

プルダウンによる選択は、トグルと似ており、多くのpanelに見られます。

Figure 4. プルダウン

Figure 5. トグル

しかしながら、トグル（２つのみのオプション間で切り替えを行う）とは違って、プルダウンをクリックすると、オプションのリストが表示されます。プルダウンで表示されるオプションのリストが非常に長い場合もあります：

Figure 6.

コンテキストヘルプ

パネルがアクティブな状態でHまたはF1キーを押すすると、現在のpanelのヘルプトピックが表示されます。panelの説明と使用についてのインストラクションが示されます。