メッシュコントロール

メッシュコントロールは、メッシュ作成プロセスを自動化および簡素化するのに使用されます。

メッシュリボンでメッシュコントロールツールをクリックしてMesh Controlsブラウザを表示します。



図 1.

1つのモデルメッシュコントロールと無制限の数のローカルメッシュコントロールを定義できます。メッシングは、BatchMesher、サーフェスメッシング、アダプティブラップメッシング、およびボリュームメッシングでサポートされています。

Modelメッシュコントロールは、1つのメッシングジョブでメッシュ作成する必要があるすべてのエンティティのメッシュ設定を定義できます。一般に、モデルメッシュコントロールは、メッシュ設定を大部分のモデルに反映させます。メッシングジョブを実行するには、少なくとも1つのモデルメッシュコントロールを定義する必要があります。複数のモデルメッシュコントロールを定義できますが、アクティブにしてメッシングジョブの実行に使用できるのは1つのみです。

ローカルメッシュコントロールでは、モデルの特定領域についてメッシュ設定を定義します。これは、モデルメッシュコントロールよりも優先されます。ローカルメッシュコントロールは必須ではありませんが、ローカルメッシュ設定をメッシングジョブのために定義する必要がある場合に役立ちます。無制限の数のローカルメッシュコントロールを定義してメッシングジョブの実行に使用できます。ローカルメッシュコントロールには、有効および無効にできるオン / オフの状態があります。メッシングジョブが実行されると、有効になっているメッシュコントロールが考慮され、メッシュプロセスの自動化に使用されます。

メッシュコントロールは、HyperWorksエンティティのひとつで、データベースに保存されます。外部の.xmlテンプレートファイルにメッシュコントロールを保存して別のモデルで再利用することもできます。