Luaエディターで認識できるグローバルなキーワード

ここでは、Luaエディターで認識できるグローバルなキーワードの選択とその他の機能を重点的に取りあげます。

Complex
“Complex”オブジェクトは、スクリプティングインターフェースで複素数を使用できるようにします。
Matrix
“Matrix”オブジェクトは、スクリプティングインターフェースで行列を迅速に操作できるようにします。
ComplexMatrix
“ComplexMatrix”オブジェクトは、スクリプティングインターフェースで複素数の行列を迅速に操作できるようにします。

標準のLuaキーワードのほかにも、エディターで認識できるキーワードがいくつかあります。その一部を以下に挙げます。

Table 1. Luaエディターで認識できるグローバルなキーワード。
cf Luaスクリプティング環境とCADFEKOとの間で中心となるインターフェース。cf名前空間を使用して、CADFEKOアプリケーションをLua環境に取り込み、詳しい処理を実行します。開始するにはcf.と入力します。
pf Luaスクリプティング環境とPOSTFEKOとの間で中心となるインターフェース。pf名前空間を使用して、POSTFEKOアプリケーションをLua環境に取り込み、詳しい処理を実行します。開始するにはpf.と入力します。
inspect 基本的な成分に分解できるテーブルの内容を表示する関数。print関数に似た機能を提供します。エディターの出力ウィンドウに出力を表示できます。
printlist キーと値のペアの内容を出力する関数。エディターの出力ウィンドウに出力を表示できます。
ij 事前定義の 1 の定数。
cf.Complexpf.Complex 複素数の管理を容易にするオブジェクトクラス。
cf.Pointpf.Point 3D空間で点を容易に管理できるようにするオブジェクトクラス。
SESSION_PATH 数理スクリプト環境にPOSTFEKOセッションを保存するためのパス。
SESSION_NAME 保存済みのPOSTFEKOセッションの名前。
FEKO_HOME Fekoのインストール先ディレクトリ。
FEKO_USER_HOME Fekoのユーザーディレクトリ。