電力バランス(Transient Magneticアプリケーション)

概要

Transient Magneticアプリケーションにおいて、解析は時間ステップごとに実行されます。電力バランスは、ユーザーが定義した時間間隔で調整されます。

サブシステム定義: 留意事項

システムは下の図に示すような1つ以上のサブシステムで構成されます。

計算 / 結果

サブシステムごとに、またユーザーが定義した時間間隔(Δt = t2 - t1)ごとに、次の量が計算されます:

  • 蓄積エネルギー(瞬時値、t = t1の場合とt = t2の場合)
  • 損失電力(時間間隔Δtにおける平均値)
重要: 対称性や周期性が存在する場合、Fluxでの通常の動作とは異なり、結果はデバイス全体に対するものとなります。
要確認: 結果は通常、有限要素ドメインで表現されるデバイスのパートに対応しますが、コイル内の磁束、移動メカニカルセットに適用される力 / トルクは例外となります。

蓄積エネルギー

蓄積エネルギーについて、計算される量のサマリーを次の表に示します。

サブシステム

蓄積エネルギー(tの時点において)(J単位)

内部

計算ドメインに蓄積される磁気エネルギー、ここで

内部機械エネルギー:

電気

コイルに蓄積されるエネルギー:

コンデンサーに蓄積されるエネルギー:

機械

外部機械エネルギー:

重要: コイルに蓄積されるエネルギーに関して、Fluxでは、現時点で、初期電流は考慮されません。

損失電力

損失電力について、計算される量のサマリーを次の表に示します。

サブシステム

損失(瞬時値)(W単位)

損失(平均値)(W単位)

内部

ソリッド導体でのジュール効果による損失

より線導体でのジュール効果による損失

内部機械損失:

(並進運動)

(回転運動)

電気 ジュール効果による損失(抵抗成分):
機械

外部機械損失:

(並進運動)

(回転運動)