無限ボックス: 概要

使用の基本

スタディドメインが無限ボックスの手法で制限される場合、無限ボックスはスタディドメインに付加される必要があります。スタディドメインあたりの無限ボックスは1つのみです。

無限ボックスの該当する境界上の境界条件は、物理モジュール内で自動的に設定されます。

無限ボックス2Dドメイン:

2Dスタディドメインで使用可能な無限ボックスとそれらの特性を、次の表に示します。

無限ボックス 特性

円盤:

  • 全体座標系の(0,0)を中心とします。
  • 8ポイント、4ラインで構成されます。
  • 寸法はユーザーにより設定されます。

無限ボックス:3Dドメイン

3Dスタディドメインで使用可能な無限ボックスとそれらの特性を、次の表に示します。

無限ボックス 特性

平行六面体:

  • 全体座標系の(0,0,0)を中心とします。
  • 16ポイント、32ラインで構成されます。
  • 寸法はユーザーにより設定されます。

円筒:

  • X、Y、またはZ軸に沿って配置されます。
  • 全体座標系の(0,0,0)を中心とします。
  • 32ポイント、32ラインで構成されます。
  • 寸法はユーザーにより設定されます。

パラメータ設定

無限ボックスの寸法は、代数式を使用して定義されます。この代数式には、以下を含めることができます:

  • 定数
  • 形状パラメータ(事前に作成されたもの)
  • 次の演算子を使用した基本数学関数:+、-、*、/、( )
  • Fortranによって承認された標準数学関数

数学関数については、関数の項で説明します。