インポートによる空間量の作成

概要

節点の座標および関連する量の値を収めたファイルをインポートして空間量を作成できます。

使用条件

マルチフィジックスセッションを使用しなくてもデータを交換できるようにします。

インポートするファイル

各節点の固有データを収めたファイルをインポートして表形式の空間量を作成できます。次の各フォーマットを使用できます:

フォーマット 説明
*.DEX

DEX = Data EXchange(データ交換)

Fluxに固有のフォーマット

*.IP IPはFluentソフトウェア用のフォーマットです
表形式 手動でポイントの座標を入力します

インポートオプション

選択したサポートの節点が、インポートしたファイルにあるポイントと異なる場合は、次のインポートオプションのいずれかを選択できます。

インポートオプション 説明
Node to node  
By proximity

ファイルに記述されたポイントに最も近い位置にある節点を使用できます。

節点とファイルにあるポイント間の最大許容距離を指定しておく必要があります。

インポートによる空間量の作成

インポートを使用して表形式の空間量を作成するには:

ステップ 動作
1

Parameter/Quantityメニューで次の手順を実行します:

  • Spatial quantityをポイントします
  • New (constant) tabulated spatial quantity by importationコマンドをアクティブにします
«New tabulated spatial quantity …»ダイアログボックスが開きます
2 空間量のNameを選択します
3

次のようにインポート用のsupportを選択します:

  • 領域のタイプ(サーフェスまたはボリューム)を選択します
  • 領域を選択します
4

インポートするfileを指定します:

  • フォーマット(DEX、IP、または表形式)を選択します。
  • インポートするファイルを選択します。選択したフォーマットが«Tabulated»の場合は各ポイントの座標を定義します
5

以下からimport optionを選択します:

  • Node to node

または

  • By proximity:
  • 節点とファイルにあるポイント間の最大許容距離を指定します
6 メカニカルセットがあればposition of the mechanical setを選択します
7 OKをクリックして確定します