値の保存による空間量の作成

概要

サポート(多くの領域の1つ)に関する式を計算することにより、プロジェクトのポスト処理段階で空間量を作成できます。選択したサポートについて選択した式から求めた数値が、新しく作成した空間量に保存されます。

使用条件

このコマンドは、プロジェクトが解析済みでマルチフィジックスセッションを使用していない場合にのみ使用できます。マルチフィジックスセッションを使用しなくても、このコマンドでデータを交換できます。

連続性のタイプ

空間量の連続性のタイプを以下から選択する必要があります:

フォーマット 説明
Continuous quantity (storage at nodes) ドメインにある各節点の値を保存します
Region continuous quantities 領域にある各節点の値を保存します
Element continuous quantities 要素にある各節点の値を保存します

保存による空間量の作成

値の保存によって表形式の空間量を作成するには:

ステップ 動作
1

Parameter/Quantityメニューで次の手順を実行します:

  • Spatial quantityをポイントします
  • New (constant) tabulated spatial quantity by storage of valuesコマンドをアクティブにします
«New (constant) tabulated spatial quantity …»ダイアログボックスが開きます
2 空間量のNameを選択します
3 空間量のContinuity typeを選択します
4 計算して保存する量のspatial formulaを選択します
5 空間量のcommon unitを選択します
6 computation region(s)を選択します
7 OKをクリックして確定します