メッシュのインポート:NASTRAN、PATRAN、UNV(IDEAS)の標準フォーマット

PATRAN、NASTRAN、UNV/MEDのフォーマット

インポート操作の原理は次のとおりです: NASTRAN、PATRAN、UNV、MEDフォーマットの初期ファイルのボリューム要素やサーフェス要素のすべての頂点、エッジ、およびファセットが、Fluxプロジェクト内の最終ファイルのポイント、ライン、およびフェイスに変換されます。

変換

NASTRAN、PATRAN、UNV/MEDフォーマットの初期ファイルのエンティティが読み取られ、次の表のようにFluxエンティティに変換されます。

初期ファイルのエンティティ 変換先
節点 パラメータ化された座標によって定義されるポイント
ライン要素 エッジタイプのライン
サーフェス要素 ファセットタイプのリストのフェイス

グループ*:

コンポーネントまたは材料

ボリューム
注: *グループの概念(初期ファイル内で同じ材料を含むボリューム要素の再グループ化)によって、Fluxプロジェクト内でボリュームの作成が可能になります。

変換のオプション

ユーザーに提示される変換オプションには、2つのタイプがあります: すべてのフォーマットに対応する一般的な変換オプション

  • NASTRAN、PATRAN、UNV、MEDフォーマットに固有の特定オプション

固有のオプション

NASTRAN、PATRAN、UNV、MEDフォーマットに固有の変換オプションを次の表に示します。

オプション 選択肢 説明
Import mesh

import mesh

(デフォルト)

以下の要素がインポートされます:

  • 節点
  • ライン要素
  • サーフェス要素
  • ボリューム要素
do not import mesh メッシュはインポートされません
重要: どちらのオプションを選択した場合でも(メッシュありのインポートまたはメッシュなしのインポート)、メッシュ要素は常に形状構築のために使用されます。

メッシュインポートの利点

メッシュデータのインポートのオプションについて提示される選択肢の利点を次の表に示します。

オプション 利点 用途
with mesh 物理特性に対応した完全なファイルを得ることができます(形状全体がメッシュされます)。

方法1*:

計算ドメイン全体のインポート(IBあり)

without mesh メッシュ削除のコマンドを回避して形状構築を完了します。

方法2*:

デバイスの特定パートのインポート

注: * § 形状のインポート: 方法をご参照ください。