Transient Magnetic: 解を求める方程式(スカラーモデル)
概要
スカラーモデルは、3Dアプリケーションの場合にデフォルト(自動)で提案される汎用モデルです。
Magneto Static: 留意事項
すでにMagneto Staticアプリケーションに関して提示したように、連立方程式を解くためにさまざまなポテンシャルを導入できます。Flux 3Dには、さまざまなスカラーポテンシャルを使用した各種の磁気定式化が用意されています。問題の領域ごとに、定式化とそこから得られる方程式があります。
Magneto Staticアプリケーション向けに導入されている定式化は次のとおりです:
- 全スカラー磁気ポテンシャルϕtotでの定式化
- Hj、ϕredHjを基準とした縮小スカラー磁気ポテンシャルでの定式化
- T0、ϕredToを基準とした縮小スカラー磁気ポテンシャルでの定式化
Transient Magneticの場合
Transient Magneticアプリケーションでは、渦電流が発生する可能性のある導電性媒質(磁性媒質であるかどうかは問いません)を扱うために他の定式化を導入します。
本書では、これらの定式化については説明しません。