Magneto Static: プレゼンテーションと一般的な事例
プレゼンテーション
Magneto Staticアプリケーションを使用すると、静磁界によって発生する現象をスタディできます。この磁界には、直流電流(定常電流)が関連しています。永久磁石が関与する場合もあります。
用途
Magneto Staticアプリケーションを使用して、さまざまなデバイスをモデル化できます。
具体的には以下の量を計算できます:
- 構造内部の磁界(粒子加速器の磁石、分光計の磁石、MRI磁石による磁界)、磁気遮蔽による磁界の減衰、磁気読み取りヘッドの磁界など
- 磁気ベアリング、電磁石、および接触器内部の力
- 回転機械とマイクロモーター内部のトルク
- さまざまなデバイス(変圧器、回転機械のコイル端部など)の自己インダクタンスと相互インダクタンス
一般的な事例
Magneto Staticアプリケーションとして扱われる問題の一般的な例を下図に示します。
: 空気または真空
: 磁性媒質(非導電性)
: 導電性媒質(非磁性)
主な結果
Magneto Staticアプリケーションでは、主に次のような結果が得られます:
- 磁界強度H、磁束密度B、および磁気エネルギー密度dWmの再分割
- ある領域またはスタディドメイン全体の磁気エネルギーWm、ある領域での力Fmと磁気トルクΓm
- 表面または巻線を通過する磁束
これらの量を使用してインダクタンスなどを計算できます。