作成ツール: 円

«Circle»*の作成モードには、以下があります:

  • Circle center + radius: 中心点と半径によって定義されます。この中心点は、十字マークで示される基準ポイントです。
  • Circle diameter: 円の直径を示す2ポイントによって定義されます。

*作成される円は、完全なパートのエンティティではなく、いくつかのポイントとラインによる«円弧»です:

  • Circle center + radius:3つのポイントと«Arc 2 points with center»のタイプの2つの円弧
  • Circle diameter:2つのポイントと«Arc 2 points without center»のタイプの2つの円弧

アクセス / カーソル

この作成モードのアクセス方法と専用カーソルを次の表に示します:

タイプ アクセス カーソル

center + radius

アイコンから:
メニューから:Construction → Circle → Cercle center + radius

diameter

アイコンから:
メニューから:Construction → Circle → Circle diameter

Circle center + radiusの作成

Circle center + radiusの作成プロセスを次の表に示します。

ステージ 説明
1 このモードをアクティブ化します。
2 1回目のクリックで、円の中心点が設定されます。
3 マウスを移動すると、作成データが表示されます(半径)。
4

2回目のクリックで:

  • 半径が設定されます。
  • 180°の2つの円弧と中心点によって定義される円が確定されます。
  • 対応するエンティティ«Point»および«Line»が作成されます。
このモードはまだアクティブなため、上記のステップ2以降を同じ順序で再び実行することで、引き続き別の円を作成できます。
右クリックすると、このモードを非アクティブにできます。

Circle diameterの作成

Circle diameterの作成プロセスを次の表に示します。

ステージ 説明
1 このモードをアクティブ化します。
2 1回目のクリックで、円の直径の1つ目のポイントが設定されます。
3 マウスを移動すると、作成データが表示されます(直径、直径の2つ目のポイントの座標)。
4

2回目のクリックで:

  • 直径の2つ目のポイントが設定されます。
  • 180°の2つの円弧(中心点なし)によって定義される円が確定されます。
  • 対応するエンティティ«Point»および«Line»が作成されます。
このモードは常にアクティブなため、上記のステップ2以降を同じ順序で再び実行することで、引き続き別の円を作成できます。
右クリックすると、このモードを非アクティブにできます。

作成時の情報

円の作成時には、次のデータが表示されます:

  • 設定するポイントの座標(カーソルの位置)
  • 円の半径または直径
作成時に情報が表示される円のプレビュー
Circle center + radius Circle diameter

ショートカット

デフォルトでは、エンティティCircle center + radiusは、2つの端点が水平に配置された2つの円弧を使用して、選択した中心点の位置に作成されます。

この円エンティティの作成時に、中心点を選択した後にCtrlキーを押すことで、この制約を無効にして、2つの端点を自由に配置できます(この場合でも、180°の円弧という制約は保持されます)。