オプション付きの変換ステージ

概要

最初のステージは、メッシュエンティティを形状エンティティに変換するステージです。

ボリューム要素： 留意事項

Fluxにおいて、メッシュのボリューム要素は、下の図に示すように、頂点、エッジ、およびファセットで特徴付けられます。

動作原理

下の図に示す変換の原理は、初期ファイルのボリューム要素のすべての頂点、エッジ、およびファセットが、最終ファイルのポイント、ライン、およびフェイスに変換されるというものです。

グループの概念（初期ファイル内で同じ材料を含むボリューム要素の再グループ化）によって、Fluxプロジェクト内でボリュームの作成が可能になります。

エンティティの変換

初期ファイルのエンティティが読み取られ、次の表のように、Fluxエンティティに変換されます。

データの構造

Fluxにおいて、メッシュのインポートで得られる形状エンティティは、以下のように“標準の”形状エンティティとは異なります：

• メッシュのインポートで得られるフェイスは、ファセットリストタイプのフェイスです。
• メッシュのインポートで得られるラインは、エッジリストタイプのラインです。

変換オプションの選択

データ変換を実行するため、ユーザーにはさまざまなオプションが提供されています。

これらのオプションには次の2つのタイプがあります：

• すべてのフォーマットに使用できる一般オプション
  • 座標系の選択： Fluxプロジェクトにインポートされた形状を配置します。
  • 単位の選択： デバイス寸法の単位を選択します。
  • 精度の選択： 2つのポイントを区別できる最小距離を定義します。

• フォーマット固有の特定のオプション

この項では、一般オプションのみについて説明しています。