プリミティブ円錐

概要

プリミティブ円錐は、円錐または円錐台の作成に使用される、事前定義の形状です。

プリミティブ円錐は、別の形状操作(ブール演算など)で作成、変更、削除または使用できます。

プリミティブの構造

プリミティブ円錐は、以下によって記述されます:

  • ポイントを作成するための座標系(グラフィックビューに表示されたリストにあるアクティブな座標系)
  • 円錐の底面の中心点、または既存のポイントの座標
  • アクティブな座標系で定義される円錐プリミティブの寸法(底面の半径、天面の半径、高さ)
  • 円錐の外観(色と可視性)
ダイアログボックス

結果

円錐プリミティブの作成により、以下が形成されます:

  • 形状エンティティ(ポイント、ライン、フェイス、ボリューム、オブジェクト)
  • 形状操作Cone_1この形状操作は、プリミティブのライフサイクル(作成-修正-削除)を保証するモデラーの特定のエンティティです。

アクセス

プリミティブ円錐には以下のようなアクセス方法があります:

  • メニューから: Construction > Cone > New
  • アイコンから:

円錐の作成

プリミティブ円錐の作成プロセスを次の表に示します。

ステージ 説明
1 プリミティブの作成時に参照する座標系を選択します。
2 Primitive Coneダイアログボックスを開きます。
3

生成する形状操作の名前を選択します。

(デフォルトで: Cone_1

4

底面の円の中心点を定義します。

  • 座標により定義、または
  • 既存のポイントの選択により定義
5 底面の円の半径を定義します。
6

天面の円の半径を定義します。

  • 円錐の場合は0を設定します。
  • 円錐台の場合は0以外を設定します。
7 長さを定義します。
8

色、可視性 / 外観を選択します。

(デフォルト: 表示、青緑色)

9 OKをクリックして確定します。

ツリーに次の各エンティティが作成されます:

  • 1オブジェクトOBJ_CONE_1
  • 円錐の場合:1オブジェクト、3フェイス、4ライン、3ポイント
  • 円錐台の場合:1オブジェクト、4フェイス、6ライン、4ポイント
  • 1形状操作CONE_1