再メッシュ化の手法

概要

移動パートの変位に応じて、モデル化されたデバイスの形状が変化します。したがって、計算ドメインは時間ステップごとに再メッシュされる必要があります。

実際には、再メッシュが必要となるのは、固定パートと移動パートの間に空気領域(圧縮性)が存在する場合です。パートが別のパートに対して滑る場合(かつ、この2パート間に空気領域がない場合)、再メッシュは不要です。

さまざまな運動処理手法(形状とメッシュの観点から)についてここで概説し、その後で詳しく説明していきます。

運動

次の表に、さまざまな状況をまとめます。

圧縮性空気領域での変位
並進 回転 手法

固定 / 移動パートと圧縮性パートの分離

圧縮性領域の再メッシュ

分離サーフェスのレベルで許可されている不適合メッシュ

すべり面に沿ったすべり運動
並進 回転 手法

固定パートと移動パートの分離

すべり面のレベルで許可されている不適合メッシュ