/DAMP

Engineキーワード Starter /DAMPオプションを使って定義された質量および剛性のレイリー減衰係数を修正するために使用されます。

フォーマット1（短い形式）

/DAMP/damp_ID

α $β$ $β$

フォーマット2（完全な形式）

/DAMP/damp_ID

$\begin{array}{l} α_{x} β_{x} \\ α_{y} β_{y} \\ α_{z} β z \\ α_{x x} β_{x x} \\ α_{y y} β_{y y} \\ α_{z z} β_{z z} \end{array}$ $\begin{array}{l} α_{x} β_{x} \\ α_{y} β_{y} \\ α_{z} β z \\ α_{x x} β_{x x} \\ α_{y y} β_{y y} \\ α_{z z} β_{z z} \end{array}$

定義

フィールド	内容	SI単位の例
`damp_ID`	Radioss Starterの減衰オプションの識別子（/DAMP）
α	全ての自由度に使用される質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$β$ $β$	全ての自由度に使用される剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$α_{x}$ $α_{x}$	x方向の並進自由度（DOF）のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$α_{y}$ $α_{y}$	y方向の並進自由度のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$α_{z}$ $α_{z}$	z方向の並進自由度のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$α_{x x}$ $α_{x x}$	xx方向の回転自由度のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$α_{y y}$ $α_{y y}$	yy方向の回転自由度のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$α_{z z}$ $α_{z z}$	zz方向の回転自由度のための質量減衰係数。	$[\frac{1}{s}]$ $[\frac{1}{s}]$
$β_{x}$ $β_{x}$	x方向の並進自由度のための剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$β_{y}$ $β_{y}$	y方向の並進自由度のための剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$β_{z}$ $β_{z}$	z方向の並進自由度のための剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$β_{x x}$ $β_{x x}$	xx方向の回転自由度のための剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$β_{y y}$ $β_{y y}$	yy方向の回転自由度のための剛性減衰係数。	$[s]$ $[s]$
$β_{z z}$ $β_{z z}$	zz方向の回転自由度のためのStiffness減衰係数。	$[s]$ $[s]$

レイリーα減衰の計算式：(1)
$C = α M + β K$ $C = α M + β K$
(2)
$C_{i} = α m_{i} + β k_{i}$ $C_{i} = α m_{i} + β k_{i}$
(3)
$C_{crit} = \sqrt{4 m_{i} k_{i}}$ $C_{crit} = \sqrt{4 m_{i} k_{i}}$
(4)
$\frac{C_{i}}{C_{crit}} = \frac{α}{2 ω_{i}} + \frac{{β ω}_{i}}{2}$ $\frac{C_{i}}{C_{crit}} = \frac{α}{2 ω_{i}} + \frac{{β ω}_{i}}{2}$

ここで、

$C$ $C$

減衰マトリックス

$M$ $M$

質量マトリックス

$K$ $K$

剛性マトリックス

α および $β$ $β$

係数

$C_{i}$ $C_{i}$

節点減衰マトリックス

$m_{i}$ $m_{i}$

節点質量マトリックス

$k_{i}$ $k_{i}$

節点剛性マトリックス

$C_{c r i t}$ $C_{c r i t}$

臨界減衰
このオプションは、減衰カード（/DAMP）がRunname_0000.radファイル内で定義されている場合にのみ使用できます。
任意の係数αとβは Runname_0000.radファイルで宣言し、Radioss EngineファイルRunname_run#.radで同じオプションを繰り返す際に変更できます。

/DAMP

フォーマット1（短い形式）

フォーマット2（完全な形式）

定義

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