LS-DYNA入力

本マニュアルには、Radiossで使用できるLS-DYNA入力ファイルのアルファベット順リストを記載しています。

LS-DYNAの入力フォーマットを使用して定義されているモデルであれば、Radiossで使用できます。読み取りプロセスで入力が読み取られ、Radiossで相当する機能にマップされます。Radiossでは、本マニュアルに記載されている入力キーワードと入力オプションのみがサポートされています。サポートされているキーワードとオプションは、動解析で広く使用されているものです。他のキーワードやオプションが必要な場合は、Altairのサポートまでご意見をお寄せください。

マッピングはモデルの単位系に依存しているので、*CONTROL_UNITでモデルの単位を定義する必要があります。Starterの出力には、LS-DYNAのキーワードがRadiossのブロックフォーマットにどのようにマップされるのかに関する情報が記述されています。モデルで警告メッセージまたはエラーメッセージが発行される場合、それらはLS-DYNAのキーワードマッピングに関連しています。エラーが発生せずにStarterを実行できると、リスタートファイルが作成されます。*CONTROL_TERMINATIONキーワードがモデルに存在する場合は、RadiossのEngineファイルがStarterによって作成されます。LS-DYNAの入力フォーマットでモデルを容易に実行するには、RadiossのStarterとEngineを実行するAltair Compute Console(ACC)の使用をお勧めします。

どちらのソルバーでも同じ陽解法が使用されますが、同じモデルをLS-DYNAで実行して得られる結果と完全に一致する結果が必ずこれらのソルバーで得られるとは限りません。他のシミュレーションの場合と同様に、シミュレーションから得られた結果を必ず確認する必要があります。LS-DYNAのモデルをRadiossで解析した場合に、入力モデルのどの制約事項にも違反していないことを確認する必要があります。このモデルの使用に伴う一切の責任はユーザーにあります。

既知の制限事項

  • マッピングはモデルの単位系に依存しているので、*CONTROL_UNITでモデルの単位を定義する必要があります。
  • *RIGIDWALL_PLANAR_FINITE_FORCES_IDはサポートされていません。このオプションを*RIGIDWALL_PLANAR_FINITE_IDに置き換えて、FORCESオプションの入力にある最後の行を削除します。

サポートされるキーワード