*MAT_002 (ORTHOTROPIC_ELASTIC)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワードこのモデルは、簡潔な直交異方性弾性材料を表現します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_002または*MAT_ORTHOTROPIC_ELASTIC
mat_ID ρ i E11 E22 E33 υ12    
G12 G23 G31 AOPT        
      A1 A2 A3    
      D1 D2 D3    

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
E11 方向1のヤング率

(実数)

[ Pa ]
E22 方向2のヤング率

(実数)

[ Pa ]
E33 方向3のヤング率

(実数)

[ Pa ]
υ12 ポアソン比

(実数)

 
G12 方向12におけるせん断係数

(実数)

[ Pa ]
G23 方向23におけるせん断係数

(実数)

[ Pa ]
G31 方向31におけるせん断係数

(実数)

[ Pa ]
AOPT 直交異方性軸のオプション
= 2
A1A2A3D1D2、で指定した直交異方性軸
< 0
AOPTは、直交異方性の座標系を定義する*DEFINE_COORDINATE_*の数

(整数)

 
A1, A2, A3 AOPT = 2の場合は、1番目の直交異方性方向ベクトル

(実数)

 
D1, D2, D3 AOPT = 2の場合、A1A2A3によって直交異方性の12個の平面を指定

(実数)

 

コメント

  1. このキーワードは、/MAT/LAW25 (COMPSH)および直交異方性要素プロパティ/PROP/TYPE9 (SH_ORTH)/PROP/TYPE6 (SOL_ORTH)にマップされます。
  2. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。