*MAT_034 (FABRIC)

LS-DYNA入力インターフェースのキーワード圧縮によって軟化する直交異方性弾性材料を定義します。

フォーマット

(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)
*MAT_034または*MAT_FABRIC
mat_ID ρ i E1 E2   v12    
G12 G23 G32 RE        
AOPT              
        A1 A2 A3  
V1 V2 V3       BETA  

定義

フィールド 内容 SI単位の例
mat_ID 材料識別子

(整数)

 
ρ i 初期密度

(実数)

[ kg m 3 ]
E1, E2 材料が方向1と2で示すヤング率

E2=E1E2が0から指定されていない場合。

(実数)

[ Pa ]
v12 材料が方向1と2で示すポアソン比

デフォルト = 0(実数)

 
G12, G23, G32 該当方向のせん断係数

(実数)

[ Pa ]
RE 圧縮時の剛性低下のオプション
= 0
圧縮しても剛性が低下しません
= 1
圧縮すると剛性が低下します

(整数)

 
AOPT 材料軸フラグ
= 0 (デフォルト)
節点によって決まる、局所的に直交異方性である軸
= 2
ベクトルによって決まる、全体的に直交異方性である軸
= 3
要素の法線によって決まる、局所的に直交異方性である軸
AOPT < 0
AOPTの絶対値は、直交異方性方向を定義する座標系の識別子です

(実数)

 
A1, A2, A3 AOPT = 2の場合、最初の直交異方性方向を定義するベクトル

(実数)

 
V1, V2, V3 AOPT= 3の場合、要素の法線との組み合わせによって最初の直交異方性方向を定義するベクトル

(実数)

 
BETA AOPT = 30の場合の材料角度

(実数)

[ deg ]

コメント

  1. このキーワードは/MAT/LAW19 (FABRI)にマップされます。
  2. オプション、“_TITLE” は、このキーワードの最後に加えることができます。"_TITLE "を含めると,キーワード入力行の後に80文字の長い行が追加され、ここにエンティティのタイトルを定義することが可能になります。